ユニのワーキングチェアでアクティブな暮らしを!「できない」は「できる」に変えられる!

2020年05月15日

藤田さまは33歳でリウマチを発症 ユニ21

藤田さまは33歳の時リウマチを発症、痛みや疲れがひどくなり、滑膜(かつまく)除去手術を受けました。なるべく松葉杖を使って自力で行動するよう努めていましたが、やがて全力を入れても立ちあがることが難しくなり、移動に車いすを使うようになりました。

通常の車いすは小回りがきかないので、自宅の廊下や台所の移動には、代わりにキャスター付きの事務用チェアを購入しました。「それまで冷蔵庫の所に行くのも大変だったので、座ったままキャスターでサーッと動けるのが快感でした」と。その後、事務用チェアを何台か乗り継ぎましたが、ずっと座り続けるとお尻が痛くなり、またキャスターの回転が軽いため勢いがつきすぎ、転倒することも度々ありました。

「それらの問題が解決する丁度良い椅子がないかな…」と思うようになり、訪れた国際福祉機器展でユニのワーキングチェアを見つけました。

座面が肉厚! 安定感があり、キャスターにはしっかりとブレーキがかけられる。キャスターを走らせてもシャーシャー音がしない。何より座面が電動で昇降できるのに感動しました!
うれしくて「これだ!」とすぐにその場で購入を決めました。この感動的な出会いから23年、ユニを愛用されています。今ではご自宅に数台のユニを置いてフルに使い回しています。


ユニ21 事例台所

ユニのワーキングチェアの多様な機能のおかげで、通常の車いすや事務用チェアではできなかったことができるようになりました。

座面は電動で昇降するので、冷蔵庫や食器棚の高い所に手が届くようになりました。高くした次は簡単に低くして。シンクの高さに合わせれば、手が奥まで届いて蛇口が使いやすくなり水仕事も楽にできます。足漕ぎで小回りができるので右を向いたり左を向いたりも椅子ごと回転。首が疲れません。家の中をユニに座ったまま動き回って家事をします。「デパートにもユニを持っていきたいぐらいよ」といわれます。

ユニ21 事例 入浴

家の中のことは何でも自分でしてしまう藤田さまでしたが、入浴に一つ問題がありました。脱衣室の入り口に10cmもの大きな段差があり、毎回ご主人にスロープを設置してもらっていました。毎回ご主人に頼むのも気が引けて「どうしたら楽にできるかな」と考えるようになりました。

工夫した結果、脱衣室に丸いすを並べて置きました。先ず脱衣室の入り口に置いた丸椅子の高さまでユニの座面を上昇させます。同じ高さになったところでユニから丸いすに移乗。そしてさらに横に並べたいすに移り、最後は浴室のシャワーチェアに移乗するようにしました。こうして、ご自分で浴室に行くことができるようになったのです。

ユニ21事例 階段昇降

階段でもユニは活躍。ご自宅の階段昇降機は設置スペースの問題で少し高い位置にあるのですが、ユニの座面を上昇させて高さを合わせればスムーズに移乗できます

その後、ご主人が筋力の衰えていく病気になられ、介護する生活が始まりました。 ご主人の寝室は上階、生活の中心の居間とキッチンは下の階です。ご主人の元に行くには、ユニから階段昇降機に乗り換え、上階に着いたところに置いてあるユニに乗り換え、寝室の敷居手前まで移動、さらに敷居の向こうにあるユニに乗り換えて寝室内を移動します。日中は看護師が訪問してくれたものの、夜はご夫婦だけ。遅い時間でも上階で寝ているご主人から「トイレ」と呼ばれます。戻ったと思ったらまた呼ばれて。一日に何回も上がったり降りたり。 ご自身も大変な中の介護生活をやりきりました。4年前にご主人に先立たれ、現在は一人暮らしとなりました。「 ユニがあったから夫の介護ができた」としみじみと語られていました。

「やる前にあきらめるのは辛いから、できるにはどうしたらいいか、もっと楽になるにはどうするかな、といろいろ考えるのよ」と力強く語る藤田さま。なんでも自分でやるという日々の生活のおかがで、リウマチを抱えつつも長年の体調維持ができているとも。藤田さまの輝くような明るい笑顔が印象的でした。

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