社員紹介

営業企画・推進本部 広報・制作課 K・M

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アビリティーズを選んだ理由

自分と同じ車いすユーザーが多く在籍しており興味をもちました。

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私は18歳の時にバイクの交通事故で頸椎損傷、四肢麻痺により車いす生活になりました。自動車部品の関連会社に就職してすぐの事故で、復帰困難のため6か月で退職し、自分の将来が不安でした。

リハビリテーション病院にて長期リハビリ中に車いすバスケットボールに出会い、同じ境遇の仲間も増え生活範囲を広げることができました。2000年にウィルチェアーラグビーに転向し、2004年にはアテネパラリンピックにも出場しました。

選手活動をしながら、就職のため当時川崎市が行っていたコンピューター基礎研修講座でプログラミングと簿記を学び、そこで講座の卒業生が就職している企業の集団面接があり、アビリティーズ・ケアネット(株)と出会いました。

車いすユーザーのシステムエンジニアの卒業生が3名いることもあり、入社試験を受け、システム課へシステムエンジニアとして入社しました。その後新たなことにチャレンジしたいという思いから、2013年に広報・制作課へ異動をしました。

仕事内容とやりがい

自分が制作した商品でお客様が喜ばれたときにやりがいを感じます。

現在の業務はオンデマンド印刷機のオペレーターをしています。新宿の本社に印刷機があり、PCを使ってフレキシブルオフィス WeWork から遠隔操作で業務を行っています。

印刷物は全社の名刺、取扱説明書、チラシ・パンフレットなどを印刷しており、印刷以外の業務は、社内報知の作成や委託依頼の発送業務などを行っています。外注のカレンダー、ポストカードなどの印刷も行っており、お客様が「早くて綺麗な印刷だね。」と喜ばれたときはうれしかったです。

グラフィックデザインの勉強は広報・制作課に異動してから学びました。印刷物は成果が目に見えて分かるので、やりがいをもって業務が行えています。

職場の環境

社員の体調を考慮し、勤務体制を整えてくれる点が働きやすい理由の一つです。

社内の生活の面では、現在勤務しているフレキシブルオフィス WeWork は大きいビル内にあるので、車⇔車いすの移乗に失敗したとしても、警備員の方などが助けてくれる可能性が高い点が安心です。

以前の勤務地はオフィスビル内ではなかったので、一度転んでしまったら社内の誰かが帰ってくるまで、そのままの体勢で待たなければならない危険性がありました。

また、私は5年間褥瘡が完治せず、毎日の出勤が難しい時期がありました。その際に、体調を考慮し週2日リモート勤務を併用して働かせていただきました。
そういった社員の状況により、勤務体制を整えてくれる点もアビリティーズが働きやすい理由の一つだと感じています。

重度の障害者を雇用することは、バリアフリートイレの設置や駐車場の確保など働く環境を整える「合理的配慮」が必要になります。レンタルオフィスなど既にバリアフリー化されている環境で働けることは、安心して生活が送れるとともに、仕事の質の向上にも繋がっているのではないかと思います。

同僚からのコメント

私は本社勤務で印刷機から出てくる印刷物のチェックをしており、K・Mさんの下で仕事を始めて5年になります。

K・Mさんは印刷機や折り機に関する知識が豊富で、印刷のカスレや僅かな折りズレなども見逃さず、的確に修正されています。

勤務地は違いますが、常時zoomを繋いだ状態でチェックポイントを指示してくれ、返答するとすぐ修正してくださるため、問題なく業務をこなせています。K・Mさんのおかげで私も印刷物のチェックができるようになり、自身のレベルアップにつながったと感じています。

商品開発
福祉用具 営業職