階段昇降装置は、足腰の不自由な方や車椅子利用者が、階段を安全に昇降するための機器です。種類には設置型の「階段昇降機」と、移動式の「階段昇降車」の2タイプがあります。
- 階段昇降機(設置型)
階段にレールを設置するタイプで、本人だけが座る「いす式」と、車椅子ごと乗る「車椅子用」があります。
- いす式: 家庭内や施設での合理的配慮として、省スペースかつ安価に導入可能です。※施設設置時は建築基準法の許認可が必要です。
- 車椅子用: 学校や公共施設など、車椅子利用者が多い場所に最適です。
- 階段昇降車(可動型)
クローラーで階段を昇降する機器で、建物改修が不要です。
- 用途: エレベーター修理時の代替や、エレベーターの設置が構造上困難な学校・劇場等で利用されます。
- 防災・BCP: 停電や災害時の避難器具としても有効で、高層マンションや障害者雇用企業のBCP対策として導入が進んでいます。 ※設置工事は不要ですが、運転訓練や定期点検、階段条件の確認が必須となります。