札幌芸術の森 開園記念イベント「芸森バースデー2025」で電動車いす「マジック360」の体験試乗会を実施しました。

起伏に富んだ緑豊かな自然のなかの彫刻を探索。座面が上昇前だと屈んだ姿勢でのレバー操作になります。

座面をリフトアップすることで、介助の姿勢もとても楽だから、リラックスして会話ができました。
去る7/27(日)、 札幌芸術の森 開園記念イベント「芸森バースデー2025」にて、電動車いす「マジック360」の体験試乗会を実施しました!
札幌芸術の森さんの39回目のお誕生日ということで、野外美術館を舞台に、周遊型謎解きイベントなど楽しい催しが盛りだくさんの一日でした。
札幌芸術の森 野外美術館は、起伏に富んだ緑豊かな自然のなかに広がる7.5ヘクタールの広大な敷地に、国内外の64作家74点の彫刻が展示されています。
今回は、「車いすユーザーの方々にも歩行者と同じ目線で鑑賞していただきたい!」そんな思いから、当社とのコラボで体験試乗会が実現しました。
札幌市内から来館された、14歳の女子中学生とお母様の二人連れがさっそく体験されました。
ご本人はレバー操作が難しいので、お母様が横に立ってレバーを操作しながらコースを一周しました。
マジック360は座面高を90cm近くの高さまで上げられるので、「同じ目線で一緒に歩けるなんて…とても新鮮な体験」と感動されていました。
また、いつもはお母様が横でレバー操作しながら並走する際はどうしても屈んだ姿勢になってしまうので、長時間のお出かけは疲れてしまうそうですが、座面をリフトアップすることで、「私も姿勢がとても楽だから、リラックスして娘と会話しながら歩ける」とも。

下り坂では、座面をティルトさせて走行。
「これなら身体が前傾しないから怖くない!」とご感想をいただきました。
(ふだん乗っている手動車いすでは、下り坂は危ないので後ろ向きで引いて歩いているそうです。)
今の車いすは、土の路面では前輪キャスターが埋もれてしまうので、前輪を持ち上げながら恐る恐る進んでおり、「一緒に外出するのも負担に感じることも多い」そうですが、ぬかるんだ土の路面も問題なく走行できることに大変驚いておられました。
「とてもいい経験ができた」と、親子水入らずでの野外鑑賞のひとときを満喫されていました。
札幌芸術の森 について

昭和61年(1986年)7月27日にオープン。〈芸術文化都市さっぽろ〉のシンボルとして、個性ある新しい札幌の文化を育てることを目的に、大自然、都市、芸術、文化が調和した環境づくりを目指されています。
広大な敷地には、森野外美術館、企画展示事業、音楽・舞台芸術分野の創作・公演事業、工芸、版画等の講習会事業を中心とする主催事業を年間を通じて開催しています。
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