玄関と上がり框の段差を解消し、車いすで自立した外出を実現

2026/06/12

概要

両下肢麻痺による車いす生活を送る中で、自宅の道路から玄関までの27cmの段差と、玄関内の40cmの上がり框が外出の大きな障壁となっていました。

自力で屋外へ移動したいというご本人の強い希望を叶えるため、玄関からの動線確保を最優先とした改修を行いました。

具体的には、道路から玄関まで勾配約6°のコンクリートスロープを新設し、車いすの幅に合わせて玄関扉を3枚引戸へ交換しました。さらに、玄関内の段差には式台をカットしてスペースを確保した上で段差解消機を設置し、昇降の安全性を高めました。

これらの改修により、車いすでの円滑な出入りが可能となり、自立した外出環境が実現しました。

詳細

ご相談のきっかけ・お悩み

ご本人様は髄膜炎の発症後、合併症による脳梗塞を併発し、両下肢麻痺の後遺症が残りました。
退院後は車いすでの生活を予定されていましたが、

  • 道路から玄関まで 27cm の段差
  • 玄関上がり框 40cm の段差

が大きな障壁となり、自力での出入りが困難な状況でした。
当初は費用を抑えられる支柱式リフトで「居室から直接出入りする案」も検討しましたが、“自分で屋外へ移動したい” というご本人の強い希望があり、玄関からの動線確保を優先する方針となりました。

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改修のご提案・施工内容

現地調査の結果、以下の3点を中心に住宅改修を行いました。

① 屋外スロープの造作(道路〜玄関)

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道路から玄関までの 27cm の段差を解消するため、勾配約6°のコンクリートスロープを新設。
家屋の外観に合わせ、色付きコンクリートを採用し意匠性にも配慮しました。

② 玄関開口部の拡大(3枚引戸へ交換)

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既存の引違い戸では車いすの有効幅が確保できなかったため、YKK かんたんドアリモ 3枚引戸に交換。有効開口を広げ、スムーズな車いす動線を確保しました。

③ 玄関内の段差解消(式台カット+段差解消機設置)

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道路から玄関までの 27cm の段差を解消するため、勾配約6°のコンクリートスロープを新設。
家屋の外観に合わせ、色付きコンクリートを採用し意匠性にも配慮しました。

お客様に関する情報

使用者 個人
年齢 50代
性別 男性
疾病 髄膜炎から脊椎損傷、下肢麻痺の後遺症
利用した制度 障害助成 小中規模改修

お問合せ

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