誰もが利用できるユニバーサル プールへ

障害者や高齢者の利用者は少ないから、必要性をさほど感じていません。

そうでしょうか?


バリアフリー化により、様々な障害のある方も「生活 が 活動が」広がります。
公共施設でのプールも、障害者差別解消法の「合理的配慮」の対象です。

#

【移動式 プールリフト i-swim】

i-swimはプールへの入水・出水をサポートするリフトで、障害ある方のプール利用を容易にします。

現状、障害のある方がプールを利用したくとも、困難又は不便なプールが少なくありません。このリフトを使用することで、プールを安全に利用することができます。
障害者差別解消法の「合理的配慮」とは、障害の有無に関係が無く、誰もが気兼ねなく、安心して社会生活を送れる環境を整えることです。公共のプールをはじめ、ホテルなど民間のプールで活用していただけます。

 

i-swimの使用例ビデオです

パラリンピックのイタリア水泳チャンピオンである ニコロベンシ もi-swimを使用しています。

日本におけるi-swimの導入事例

i-swimは公共的施設のプールに導入され、障害のある方のプール利用を容易にし、滑りやすい床面での介助の負担軽減を実現しています。
下図の事例クリックで詳細を参照することができます。

横浜市港南プール

横浜市港南プールでは、近年、高齢の方や障害がある方のプール利用が増えています。プール入り口まではバリアフリー導線が確保されているが、入水の際のケアされていない、という状況でした。

プールの利用、入出水が、安全・安心してできること、介助者の入出水補助の負担軽減を図ることを目的に、プールリフトを導入しました。

葛飾区奥戸総合スポーツセンター

プールリフトは車いす利用者だけではなく、プールサイドでの歩行(移動)に不安のある高齢者や視覚障害の方にも利用されています。プールリフトを利用された方からの評判が広がり、同奥戸総合スポーツセンターではプールリフトによる個人利用を希望される方が増えています。

子育てステーション梅丘(旧世田谷区総合福祉センター)

子育てステーション梅丘の水中活動室に「移動式プールリフト i-swim」が導入されました。このリフトにより、障害のある方のプール利用が容易になり、そして、水場のため滑りやすい床面での介助の負担軽減も実現しました。


設備のバリアフリー化支援

アビリティーズは、バリアフリー化のための機器類の開発と普及に、様々な分野のエンジニアや一級建築士などが取り組み、合理的配慮の提案をしています。
こちらではバリアフリー化の各種事例を参照いただけます。→ バリアフリー化の各種事例 

障害者差別解消法と障害者への合理的配慮について

2016年4月から施行された障害者差別解消法により、国・都道府県・市町村は、障害がある人に対して、障害のない人と同じようにさまざまなサービス、便益を提供するよう、「合理的配慮」をすることが「義務」として定められました。民間は当面は「努力義務」となっていますが、東京都はすでに2019年10月より条例により民間も「努力義務」から「義務」とされています。

現在、市町村等で市民の利用に供しているプールの殆どは、障害のある人の利用に対して特別な配慮がされておりませんが、障害当事者やその関係者からの要望に対応することが必要となっています。

 

プールリフト i-swim の詳細は下のクリックでご覧いただけます。

一級建築士事務所 バリアフリー設計建築研究所 へのお問合せ

お問い合わせフォーム
Share:
ニュースレターを講読