車いすの生徒も安全に校内を移動できるよう、ブロックビルドでスロープを設置しました。(山口県立長府高等学校)

2020年12月08日

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車いすの生徒が自走して上り下りできるよう、ブロックビルドを使ってスロープを作った玄関ホール。

 

設置前の状況

障害のある生徒の入学を前に校内の段差を確認したところ、階段以外にもさまざまな段差があることが分かりました。一つ一つは2段や3段の段差でも車いすを使用する生徒が限られた時間の中でそれらを上ったり、下ったりして移動するとなると、大変です。

改善前の玄関ホール入口の段差

生徒は毎日ここを通って校舎へ向かいますが、3段の段差がありした。

改善前の玄関ホール入口の段差 ブロックビルド

校舎棟と校舎棟の間の段差

2段ずつの段差ですが、高さといい、踏み面の奥行といい、車いすで乗り越えるには無理のある段差です。

校舎棟と校舎棟の間の段差 ブロックビルド

各段差の解消

  玄関ホール入口の段差の解消

  玄関ホール入口の段差の解消 ブロックビルド3段の段差に、約1:12 の勾配のフラット正方形スロープタイルを使ってスロープを作りました。 安全性を高めるため、表面の滑り止めとしてスリップストップを加え、また、脱輪防止チューブも設置しました。

 

 

  玄関ホール入口の段差の解消 ブロックビルド階段を傷つけることなく、踏み面の上にタイルを置いて組み立てています。ブロックビルドを取り除けば、現状がそのまま復帰します。
コストを抑えるため、表面以外は中詰めタイル(黒いタイル)を使用しています。

校舎棟と校舎棟の間の段差の解消

こちらも 約1:12の勾配のフラット正方形スロープタイルを使ってスロープを設置しました。車いすを使用する生徒も楽に自走して通行できます。

校舎棟と校舎棟の間の段差の解消 ブロックビルド

設置は、学校が春休みに入った2日間に、校内4か所の段差に行いました。ブロックビルドの組み立て・設置作業は、延べ2人で行いました。

お客様の声
必要な場所に、簡単に丈夫なスロープを短期間で設置していただけたので助かりました。 こちらの要望に合ったサイズで作れるオーダーメイドのスロープで、なんと言っても生徒が安全に移動できるように滑り止めの部品を追加できたこと、また、生徒同士が移動する際に安全に通行できるように、幅の広いスロープにするなど、自由な設計ができることに満足しました。入学して来た生徒も、安心して車いすで移動できると喜んでいます。

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