公共下水処理場の玄関を “ 手すり付き組上げスロープ ” を用いてバリアフリー化

2023年12月12日

今回工事を行ったのは、地域の下水を処理する“公共の下水処理場”です。

こちらの下水処理場は昭和 59 年より運転を開始されており、周辺の緑化や動植物の保護活動、活動を通した地域の方々との交流を大切にし、公共建物として1F ロビーやトイレも一般に開放しています。

今回はどなたでもより利用しやすくなるよう検討が行われ、既存の駐車スペースを活用したスロープの新設工事が計画されました。

※写真はクリックで拡大できます。

階段最上段の高さは 950mm程度となっており、スロープの踊り場スペースも考慮すると全長はおよそ 20m となります。

このスペースの確保に加え、将来的にスロープ専有部の一部の路面について工事を行う可能性も有り、“スロープの部分撤去が行える” 手すり付き組上げスロープ をご採用頂くこととなりました。

【一部分のみ取り外し&再取り付け】

また、今回の工事では地面の埋設物を避けながら、壁や植栽に沿わせるレイアウトとなりました(踊り場 3 か所、スロープ 4 か所(傾斜は全て 1/12 以下)。

※写真はクリックで拡大できます。

モジュール部材を組み上げる構造の本製品は、大規模な工事が不要ながらも複雑なレイアウトに対応可能なため、短工期で自由度の高い設計検討が可能です。本工事でも製品の現地組上げ、据付作業は 3 日間とスムーズに完了しました。

※写真はクリックで拡大できます。

これにより、誰もがより気軽に来所する環境が整いました!

施工現場の環境に合わせレイアウト可能で、状況の変化に合わせ自由に撤去やレイアウトの変更可能な“手すり付き組上げスロープ”は、商品ページより図面等のダウンロードも可能です。レイアウト自由度も高いので、ご相談はお気軽にお問合せください。

商品の詳細は下記よりご覧いただけます。こちらでは、レイアウト参考図面と製品図面をダウンロードできます。

*本⽂書に記載している情報は、発表⽇時点のものです。

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