在宅でのADL維持と介助負担の軽減に 天井走行リフト を設置
夫の病気による筋力低下に伴いリフトを検討したいとの希望で、営業所へ奥様から直接ご連絡をいただきました。
松本営業所ではショールームを併設しているので、実際に複数のリフトを見て検討していただくためにショールームへご招待しました。
ご本人と奥様、息子さんの3名でショールームへ来場され、各リフトの特徴や使い方を説明しました。また、現在大規模リフォーム計画も同時進行中で住宅メーカーに相談しているとのお話もお聞きしました。
リフトの主な使用場面は、ベッド⇔車いすの移乗と転倒時の対応だとお話を受けました。
はじめは予算的に床走行リフトを検討していましたが、ショールームで様々なリフトを体験していただいた結果、天井走行リフトに決まりました。
天井走行リフトの感想は下記です。
- 天井走行リフトの方が空間利用できる。
- 取りまわしも不要のため簡単で介助側も負担がほとんどない。
- 天井走行リフトで立ち上がりや歩行訓練といったリハビリも視野に使用ができる。
また、大規模リフォームを行うのであれば、天井走行リフトを導入する一番のチャンスだとご提案しました。
ご家族やご本人の希望と住宅メーカーとの打ち合わせ、訪問リハビリステーションセラピストとの打ち合わせを経てレイアウト(奥行6m×幅3mのルームカバリング)の決定となりました。
約2ヶ月にわたる大規模リフォームに合わせてレール設置が無事に完了し完成。お披露目&家屋調査が実施され、入院中のリハビリ病院からセラピストが数名とケアマネ、ご本人、ご家族、建築関係業者が集まりました。
できあがった部屋の様子を見てご本人も嬉しそうでした。移動レールも軽く関係者からも驚きの声が聞かれました。早速、移乗と歩行をリフトで行ったが問題もなく、リハビリ病院のセラピストからも高い評価をいただきました。
後日、ご様子を伺うため訪問しリフトの使用状況を確認しました。
週2回の訪問リハでリフトを使ってリハビリを実施し、今ではリフト+歩行器を使って歩行できるようになっていました。「リフトを導入して本当に良かった!」と笑顔で言われたことが印象的でした。
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