福祉・介護の相談日誌

この相談は、営業現場で実際にお受けし解決策をご提案したものです。
同じ問題を抱えられているご利用者やサービス提供者の解決のご参考になれば幸いです。
ページ右(スマホは下)の「相談者で探す」「タグで探す」でフィルター検索が行えます。「詳細とお問合せ」ボタンより詳細をご覧いただき、お問合せフォームをご利用ください。
次は「移乗」に関する相談事例です。
ご子息の移乗介助の負担軽減に床走行リフト サンリフトミディとアン・スリングを導入
ご子息(18 歳男性、筋ジストロフィー)の移乗介助をお母様とヘルパーが行っており大変なので、床走行リフトを提案して欲しいとの相談です。
居宅向けの「コンパクトで低床対応のサンリフトミディ」と「ストラップの架け替えで姿勢が調整可能で頸部の安定化に優れるアン・スリング」をお試しいただき、購入を決定いただきました。
2025年11月12日
クルーズ船の乗船客向けに介護リフト ”サンリフトミディ" を短期レンタル
海外からの旅行者のツアーを調整する旅行会社より介護用サンリフトのレンタル依頼が入りました。
使用者は、「11日間 クルーズ船の旅」に参加されているオーストラリアからのお客様で、旅行の間にリフトを使用したいとのことです。
スリングシートはお客様持参で、リフトは旅行会社と賃貸借契約を結び、レンタル貸出としました。
発着港の大桟橋と横浜営業所が近いため、介護タクシーで利用者様が引取・返却していただけることになりました。
アビリティーズは、今後もこのようなユニバーサルツーリズムの相談に柔軟に対応していきます。
2025年10月22日
娘様、リビングの床から車いすやベッドに戻る際、「スピラドゥ」の使用で容易に!
娘様が車いすやベッドに戻る際にはスリングシートを体の下に敷いて寝室にあるリフト下まで引っ張っています。娘様の体格も大きくなりお母さまの体力が落ちてきたことからこの移動が大変になってきたことで、何か良い方法がないかと相談です。
床走行リフトは置き場所の問題で断念です。スライディングシート スピラドゥを試したところ、少ない力で良く滑りコンパクトに収納もできることから、日常生活用具の給付でご購入いただきました。
2025年09月09日
交通事故からの在宅復帰に備え 先行して天井走行リフトを設置
交通事故により療護センターに入院中の方、在宅復帰に向けて住環境整備事業助成を利用して自宅に天井走行リフトを設置したい相談です。
本来は退院後以降の設置しか認められませんが、特例で許可がおりました。自宅の大型リフォームにあわせて埋め込みレールの先工事を行い、リフォーム完了後、天井走行リフト本体の設置工事を行いました。退院前の一時外泊にも間に合い、見た目もすっきりしたレールをお客様も満足のご様子です。
2025年08月22日
トイレ介助での職員の負担軽減と利用者の安全確保に移乗リフト「ささえ手」を導入
特別養護老人ホームではトイレ介助が必要な利用者を職員2 名で抱え上げて対応しており、介助の軽減に移乗リフト「ささえ手」をデモして欲しいと依頼です。
利用者に対してトイレ介助のお試しでは、身体が上がる瞬間にお尻部分を少しだけ手で支えてサポートすると上体を預けることができ、トイレへの移乗が問題なくできました。
職員1 名でのトイレ介助は難しいが、介助の負担軽減と利用者の安全が担保されるのであれば、職員2 名でも活用していくということで、ご購入いただきました。
2025年08月21日
リハビリ病院から在宅復帰のための住宅改修と日常生活用具の設置
退院後、車いすの生活となるため、玄関前及び屋内の工事を行い、福祉用具を活用しながら安全に在宅生活を送りたいとのご希望です。
家屋環境の調査結果、玄関前の段差解消工事、便所の扉開口拡張及び便器交換と内装、寝室のフローリング工事、段差解消機、ベッド一式、移乗台、浴槽台を、重度障害者住宅設備改善費制度と居宅生活補助用具、日常生活用具を利用する申請を行いました。
工事完了後、無事退院し在宅復帰となりました。
障害給付の住宅改修と福祉用具をワンストップで相談や設置ができたので、安心いただけたようです。
2025年08月06日
大阪某イベントパビリオン 多目的トイレに天井走行リフトを導入
4 月から始まる某イベントパビリオンの多目的トイレは車いす使用者が利用できるタイプです。このトイレを車いす使用者本人のみでも利用できるようにしたいとの相談です。
車いす使用者一人での利用と車いすから脱衣用のベッドと便器への乗り移りをすることがあるので、電動走行タイプの天井走行リフトをご提案しました。
電動タイプはリフトの上下・横移動が手元のコントローラで操作ができ、一人で自在な移乗・移動が可能になります。レイアウトはトイレ内に進入した車いすから吊り上げ、脱衣用のベッド・便器どちらにも乗り移り可能なように配置しました。
2025年06月10日
返すのが惜しい。特養利用者の退院後の生活のために介護リフトのお試し。
特別養護老人ホームより「入院から戻ってこられる利用者のためにリフトを設置したい」の相談です。
床走行のマキシツインと天井走行のグルドマンG H1Qをお試しいただきました。
利用者は ガチガチの筋緊張で入院先から戻られてきましたが、床走行リフトの快適性を訴え、徐々に緊張が緩和していきました。天井走行リフトも安楽で抵抗もなかったご様子でした。
「返すのが惜しい」との好評で、お試しと同仕様で購入とレンタルの見積依頼を受けました。
2025年05月13日
特別養護老人ホーム リフト定着のための勉強会を実施
床走行リフト マルチリフト、サンリフトミディ低床をご購入の特別養護老人ホームから、職員にリフトの利用を定着させるために研修を依頼したいとのご要望がありました。
勉強会は2日間に2回で50名の方が参加されました。
腰痛対策の必要性やリフトを使うメリットについて説明後、特浴室にてストレッチャー⇔ベッド⇔車いすへの移乗の仕方を説明した後、実際に職員に体験していただきました。
具体的な利用者をイメージしながら練習する姿もあり、集中して意欲的に取り組んでくださいました。
すでに使用している職員が先頭に立って他の職員に説明している様子も見られ、お互いに教え合いながらリフトが定着していって欲しいと思いました。
2025年05月09日
在宅でのADL維持と介助負担の軽減に 天井走行リフト を設置
夫の病気による筋力低下に伴い自宅にリフトを検討したいとの希望で、営業所へ奥様からご連絡をいただきました。当初は予算的にも床走行リフトを検討していました。
ショールームで天井走行リフトもご覧になり、天井走行リフトの方が「空間利用できる点、取りまわしも簡単で介助側も負担がほとんどないこと、リフトで立ち上がりや歩行訓練といったリハビリも視野に使用ができる」などを複合的に判断され天井走行リフトに決まりました。
お披露目では、移動レールも軽く関係者からも驚きの声が聞かれ、移乗と歩行をリフトで行ったが問題もなく本人も嬉しそうでした。
後日の様子伺いで、週2回の訪問リハでリフトを使ってリハビリを実施し、今ではリフト+歩行器を使って歩行できるようにもなっていると伺いました。リフトを導入して本当に良かったと笑顔で言われたことが印象的でした。
2025年03月10日