福祉・介護の相談日誌

この相談は、営業現場で実際にお受けし解決策をご提案したものです。
同じ問題を抱えられているご利用者やサービス提供者の解決のご参考になれば幸いです。
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次は「福祉・介護の相談日誌」に関する相談事例です。
交通事故からの在宅復帰に備え 先行して天井走行リフトを設置
交通事故により療護センターに入院中の方、在宅復帰に向けて住環境整備事業助成を利用して自宅に天井走行リフトを設置したい相談です。
本来は退院後以降の設置しか認められませんが、特例で許可がおりました。自宅の大型リフォームにあわせて埋め込みレールの先工事を行い、リフォーム完了後、天井走行リフト本体の設置工事を行いました。退院前の一時外泊にも間に合い、見た目もすっきりしたレールをお客様も満足のご様子です。
2025年08月22日
トイレ介助での職員の負担軽減と利用者の安全確保に移乗リフト「ささえ手」を導入
特別養護老人ホームではトイレ介助が必要な利用者を職員2 名で抱え上げて対応しており、介助の軽減に移乗リフト「ささえ手」をデモして欲しいと依頼です。
利用者に対してトイレ介助のお試しでは、身体が上がる瞬間にお尻部分を少しだけ手で支えてサポートすると上体を預けることができ、トイレへの移乗が問題なくできました。
職員1 名でのトイレ介助は難しいが、介助の負担軽減と利用者の安全が担保されるのであれば、職員2 名でも活用していくということで、ご購入いただきました。
2025年08月21日
校舎と体育館にある地盤が弱い渡り廊下の段差対応に 軽量の「組上げスロープ」を採用予定
小学校の校舎と体育館の渡り廊下の段差解消を検討していましたが、渡り廊下の地盤が弱く地盤沈下回避のため、軽量の「組上げスロープ」を探され、問合せです。
以前、地盤が弱い学校の同様のケースで「組上げスロープ」を設置した事例をご紹介しました。スロープの有効幅が2,000mmと指定されているため、スロープの部分については鉄骨スロープへの変更を提案です。体育館からの車椅子対応スロープについては「組上げスロープ」の提案です。
設置レイアウト上に、マンホールがあることから支柱固定方法としてコンクリート平板に取り付けする方法を提案しました
2025年08月20日
体温コントロールが難しいため空調管理した部屋での入浴を希望「簡易浴槽ミニ移動型」を導入へ
訪問看護から、気管切開され体温のコントロールが難しい利用者を、空調管理したお部屋で入浴させたいため「簡易浴槽ミニ移動型」のお試し依頼です。
部屋には給水、排水の設備はないので、5m 程度離れた浴室でお湯をため移動し入浴、終了後、浴室へ移動し排水の手順です。
2 週間のお試しでは、スリングの調整が今一つ決まらなくて頭をずっと支えるしかなかったようですが、それ以外は問題なく入浴できたようです。
主治医の許可もあり、購入に向けて進むようでしたので、地域の自治体では給付対象の結果が複数カ所で出ていることをお伝えしました。
2025年08月19日
ロボットの移動に介護用サンリフトを使用
大学の研究用ロボットを吊り下げて移動させる用途に サンリフトメジャー を使用していましたが、動かなくなったため修理又は買替へ見積依頼が入りました。
商品状態を確認したところキャスター/バッテリーの劣化が見られ、購入から20 年以上経過していたため、買替へを推奨しサンリフトミディを注文いただきました。
民間の研究所でもロボット装置の移動に長年サンリフトが利用している例があります。
リフトは、人力で移動するには困難な物、例「装置、文化財、立像などの工芸品等」の移動の用途があるのですね。
2025年08月13日
電動車いす Q50 R カーボンで マンションから近所の郵便局に行けるように
難病の女性、マンションから近所の郵便局に車いすで行きたい希望がありました。
独居のため一人で車いすの折り畳みと扉の開閉が必要でしたが、試した幾つかの簡易電動車いすは重くて折り畳みができません。
インターネットで軽量な電動車いす「カーボン製Q50R」見つけられお試しの依頼いただきました。
お試しでは、簡易電動車いすと比べ軽量のためご自身で折りたたみむことができましたが、玄関が狭いこともあり、玄関からの出入りがスムーズに行うことができませんでした。そこで、自身で動作手順表を作成しイメージトレーニングをされた結果、スムーズに玄関の出入りをすることができるようになり、ご注文いただきました。
2025年08月08日
ユニ21 の座面を高くして鍋を覗けるようになり皆さんと同じ気持ちになる事ができた
特定相談支援事業所の職員の奥様は低リン血症性骨軟化症で転倒リスクあり、医師よりキャスター付きの椅子での屋内移動を推奨されており「ユニ21EL 低床」の問合せをいただきました。
奥様は身長125cmでしたが、ユニ21EL の最低高さ40cm にて使用することができました。
要介護1 の結果でしたが例外給付申請を行い2 月に遡りレンタル開始となりました。
「今まではキャスター付きの事務椅子を使用していたため、座面昇降機能がなく料理の際に鍋の中身が覗けなかった。ユニ21では座面を高くする事で鍋の中身が覗けるようになり皆さんと同じ気持ちになる事ができた」とのお言葉です。
2025年08月07日
リハビリ病院から在宅復帰のための住宅改修と日常生活用具の設置
退院後、車いすの生活となるため、玄関前及び屋内の工事を行い、福祉用具を活用しながら安全に在宅生活を送りたいとのご希望です。
家屋環境の調査結果、玄関前の段差解消工事、便所の扉開口拡張及び便器交換と内装、寝室のフローリング工事、段差解消機、ベッド一式、移乗台、浴槽台を、重度障害者住宅設備改善費制度と居宅生活補助用具、日常生活用具を利用する申請を行いました。
工事完了後、無事退院し在宅復帰となりました。
障害給付の住宅改修と福祉用具をワンストップで相談や設置ができたので、安心いただけたようです。
2025年08月06日
脳梗塞の拘縮左手のリハビリに 手指リハビリ訓練補助ロボット「まいリハ」
デイケアセンターの理学療法士に手指リハビリ訓練補助ロボット「まいリハ」をご案内したところ、とても興味を示され、試したい方が数名いらっしゃるということで1週間お貸出しする事にしました。
お試しの結果、購入希望者がいらっしゃり、「左・Mサイズ」のご注文をいただきました。
その後、購入ご本人に面会させていただきました(奥様同席)。
リハビリでは、ご主人は指の動きを集中して見つめておられました。奥様のお話しでは、過去に脳梗塞を患ってから左手(特に親指)が拘縮し、リハビリは続けていたものの毎日ではなく指に集中したものでもなかったとのことです。右利きとはいえ日常生活ではやはり左手もある程度は使いたいそうで(特に立ち上がり時)、ご本人も奥様もリハビリの効果にとても期待されていました。
いつかリハビリ効果について良いお知らせが届くことを期待しています。
2025年08月04日
大阪某イベントパビリオン 多目的トイレに天井走行リフトを導入
4 月から始まる某イベントパビリオンの多目的トイレは車いす使用者が利用できるタイプです。このトイレを車いす使用者本人のみでも利用できるようにしたいとの相談です。
車いす使用者一人での利用と車いすから脱衣用のベッドと便器への乗り移りをすることがあるので、電動走行タイプの天井走行リフトをご提案しました。
電動タイプはリフトの上下・横移動が手元のコントローラで操作ができ、一人で自在な移乗・移動が可能になります。レイアウトはトイレ内に進入した車いすから吊り上げ、脱衣用のベッド・便器どちらにも乗り移り可能なように配置しました。
2025年06月10日