アルジョ電動式入浴システム納入事例 特別養護老人ホーム天寿園みちのかみ(青森県七戸町)

天寿園みちのかみ外観

 

特別養護老人ホーム天寿園みちのかみ(青森県七戸町)介護支援専門員の「坪 由香子様」が特殊浴槽や天井走行リフトの活用についてお話くださいました。

天寿園みちのかみ坪由香子氏

アルジョの特殊浴槽は1995年の法人設立以来 ずっと活用しています

 社会福祉法人天寿園会は1995年4月の「特別養護老人ホーム天寿園」の開設時にアルジョの特殊浴槽を初導入しました。現在までにグループホーム、小規模多機能型居宅介護施設、単独型ショートステイ、地域密着型特別養護老人ホームなど計6施設すべてにアルジョの特殊浴槽を導入しています。また、関連医療法人である老人保健施設や病院にも同様に導入しています。

なぜ、関連医療法人を含め、すべての施設に導入したのかというと、シンプルな構造でトラブルが少ないことが理由にあげられます。加えて、実際に使用した介護職員の「シンプルな操作で使用しやすい」という声を反映してきました。

私は、入職してから20年の間で天寿園の他に関連医療法人の老人保健施設で勤務した経験があり、アルジョではなく他社の特殊浴槽を使用していたこともあります。機能としては、アルジョよりも多機能ですが機械的なもので故障が多く修理にも時間がかかり、業務に支障をきたすことが少なくありませんでした。

一方で、アルジョを使用していた時は、業務に支障をきたすことはなかったし、故障自体ほとんどなかったということを思い出します。故障しても、1~2日で修理は完了し、すぐに使用できていました。介護職員として安心感がありますし、何より利用者様への影響がないということが一番のメリットだと思いました。最初にアルジョを導入しなかった老人保健施設も、特殊浴槽入れ替えの際には、アルジョを採用しました。

利用者様にとって入浴は、娯楽といっても良いほど楽しく嬉しいものだと思います。その貴重な時間を有意義に過ごしていただけるためのツールとして、アルジョの特殊浴槽はとても良いものだと思います。

スマートかつシンプル なのに介助者に負担のかからない機能 さらに経済的

 アルジョは、デザインが小ぶりでスマートな感じで機械っぽくなく、狭いスペースでも十分に取り回しができます。また操作が分かりやすく簡単なので、操作ミスを起こさずに済みます。
浴槽とストレッチャーの両方で高さ調節ができます。利用者様と自然な距離感で接することができ、介助者が身をかがめたり、背伸びしたりすることなく、一番負担のかからない姿勢で介助できる点がとても良いです。
また、利用者様は介助者と自然と目線が合うことで安心感を得られますし、介助者も利用者様の顔色や体調の変化に早く気づくことができ、緊急時にも迅速に対応することができます。

お湯の量が少なくても全身が浸かれる点も良いです。現在、水道光熱費の高騰が予想以上に負担になっています。導入した時は、重要に思っていなかったのですが、今では経費の抑制に役立っています。

浴室内はリスクの多い場所 そのため 無駄のないシンプルな導線を実現

天寿園みちのかみレイアウト

 入浴介助は、どのような入浴方法でも足元の不安定な状態に対しての細心の注意と介助者自身の負担軽減が必要不可欠です。

脱衣スペースから浴室までの導線は、これまでの経験を活かしました。ストレッチャーやシャワーキャリーへの移乗介助から直線的に洗身スペースに移動し、浴槽に入ることができる無駄のない導線です。
浴室内は、アルジョともう一つの座位型の特殊浴槽(ウィーラバス)の使い勝手を考え、異なる特殊浴槽の間を壁で仕切り(完全に仕切るのではなく特殊浴槽の部分だけ仕切る壁)、介助者が無駄のない動きができる設計にしていただき、滑りにくい床材を採用してもらいました。

介護職員が考えたレイアウトだからこそ 効率的かつ臨機応変な入浴介助が可能

 「特別養護老人ホーム天寿園みちのかみ」は、入所30名、ショートステイ10名、計40名定員です。利用者様のA D L状況に応じて3種類の入浴方法を選択しています。座位保持ができない方は「アルジョ」、座位保持が可能な方は「ウィーラバス」、歩行が可能な方は一般浴槽での入浴を行なっています。

 利用者様によっては、座位保持が可能で通常は「ウィーラバス」で入浴されている方でも「臥位でゆったりと入浴したい」という要望があった場合、「アルジョ」で入浴していただいています。

 また、脱衣用のベッドからそれぞれの浴室への移動の導線、浴室の出入り口の位置、特殊浴槽のある浴室と一般浴槽のある浴室は隣同士の位置(扉で直接行き来することが可能)、異なる特殊浴槽の間の壁も行き来しやすい範囲での仕切りになっています。そのため、入浴時の身体状況に合わせて、より安全に入浴するための入浴方法を、その場で選択し臨機応変に対応することもできます。

天寿園みちのかみ浴室

以前から検討していた天井走行リフトを導入

天寿園みちのかみ設置例天井リフト

 利用者様のA D Lの重度化や体格の大きな方が増えてきたことに伴い、介護職員にかかる負担は年々増加しています。このような状況の中、以前から介助負担の軽減のための対策として、天井走行リフトの導入を検討していました。

 そして、今回、脱衣場への設置に至りました。その理由としては、衣類を着ていない利用者様の移乗介助は細心の注意が必要であると同時に介助者への身体的負担も大きいということからです。導入当初は、利用者様を吊り上げることへの不安感などから多くの介護職員は迷いや使用に対する抵抗がありました。

 しかし、実際に職員同士で天井走行リフトの研修を実施してみると、抱きかかえて移乗介助行うよりも身体への負担は明らかに軽減され、実際に吊り上げられた時も違和感や不安感は全くありませんでした。また、従来の介助方法より時間も短縮されました。

身体の濡れた状態での介助は滑りやすいため、支えたり、抱きかかえづらかったりします。天井走行リフトは、利用者様にとっても介助者にとっても安心で安楽なものであると実感しました。今後、安全な介助と安楽な入浴の提供のために、どんどん活用していきたいと思います。

多様なニーズの中 安全を重視し 利用者様に満足していただくことが課題

 濡れて滑りやすい床や衣類を着ていない裸の利用者様という状況の中、浴室では事故や怪我などに、細心の注意を払わなければなりません。そのため、介護職員の心身の負担は大変大きいです。しかし、利用者様にとっては、心も身体も癒される貴重な時間であり楽しみでもあります。そんな、貴重で限られた時間を、安心、安楽で満足していただける入浴になるよう提供をしていきたいと思っています。

 介助技術を高めるとともに、その技術を発揮しやすい環境や福祉用具の整備もとても重要であると考えています。アルジョの特殊浴槽、天井走行リフト、移乗シートなどもっと使い方を研究、工夫し、利用者様に満足していただける介護を提供していけるよう奮闘しています

 

社会福祉法人 天寿園会 様

「天寿園みちのかみ」ご協力によるアルジョ特殊浴槽での入浴方法は下の動画から視聴いただけます。

天寿園ロゴ.png   (天寿園会様のWebサイトへは、左のロゴ及び下の写真クリックで)

天寿園みちのかみ.外観


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