JAY GS 小児・子供 車いす用クッション

クッション・ベースの形状(輪郭)が成型され、流動体パッドも薄くすることで、より座位保持能力が向上します。標準装備のプレイシャル・エクステンダーと呼ばれる大腿部の下の保持を延長するパーツを使用して、座骨部をブロックしながら、成長に合わせたクッションの調整が可能。成長しても骨盤を正しい傾きで保持することが可能になりました。

オプションを利用し、パッドの左右のバランスを変更したり、底上げ部品を使用することで、骨盤の片側への傾きを戻して側彎予防や防止、内・外転防止パッド（ウェッジ）を追加することで二次障害のウインドスエプト変形などを防止し、正しい肢位を確立することも可能です。用意された様々なパーツを使うことで、モールド式に限りなく近いモジュラー型のクッションとして正しい姿勢の保持を行うことが可能です。

【写真　構成例　上からカバー＋JAYフロー®流動体＋ポジショニングコンポ―ネント（オプション:内転防止、外転防止、ヒップガイド）+フォームベース】

GSは、ユーザーの成長に合わせて適切なサポートを維持しながら、適応に調整できるよう設計されています。成長する小児や子供に理想的な座位が保たれられるよう大きなウェルカットアウト(くぼみ部分)を備えています。成長に備え、付属パーツを追加してクッションの前部の長さを増やし、成長過程の脚の長さをサポートすることができます。形のかたどられた独立気泡フォームベースは、メンテナンスが不要で耐久性が高く、へたりも少なく末永くご利用いただけます。

小児利用者の骨盤特性に合わせてGSは薄めのJAYフロー^®流動体で座位の安定性と快適性を提供します。メンテナンス不要のJAYフロー^®流動体が各ユーザー形状に適合し、痛みの軽減、ズレ予防として皮膚の保護をします。