雇用労働法の助成

人材確保等支援助成金について

「 職場定着支援助成金(介護福祉機器助成コース)」 は平成30年4月より「人材確保等支援助成金」に統合されることになりました。令和2年度以降の内容は以下の通りです。
詳細と最新情報は厚生労働省のサイトを参照ください → 人材確保等支援助成金(介護福祉機器助成コース)  

助成金の概要

介護事業主が、介護労働者の身体的負担を軽減するために、新たに介護福祉機器を導入し、適切な運用を行うことにより、労働環境の改善がみられた場合に、機器導入助成〈介護福祉機器の導入費用の 25%(上限150 万円)〉を(「機器導入助成」は令和3年3月31日で廃止されました)、介護福祉機器の適切な運用を経て従業員の離職率の低下が図られた場合に目標達成助成〈介護福祉機器の導入費用の20%、生産性要件を満たした場合は 35%(上限150 万円)〉を支給します。
 

助成金の対象となる介護福祉機器(令和2年度以降)

介護労働者が使用することにより直接的に身体的負担の軽減を図ることができ、労働環境の改善が見込まれるなど、所定の要件を満たすもので、1 品10万円以上であることが必要です。

  1. 移動・昇降リフト 立位補助器、非装着型移乗介助機器を含む。
  2. 装着型移乗介助機器
  3. 体位変換支援機器 従来のエアマットに加え、 体位変換機能を持つベッドを含みます。
  4. 特殊浴槽


 


介護ロボット等導入促進事業

介護従事者の負担軽減に資する介護ロボット導入促進事業
最新の導入支援概要はこちらを参照ください。→ 介護ロボット導入支援 概要  
詳細は各都道府県へ問い合わせてください。

事業概要

  • 目的・・・介護ロボットを活用した介護事業所の生産性向上の取組を通じて、ケアの質の維持・向上や職員の負担軽減等 を図る。
  • 実施主体・・・都道府県

補助対象

  • 介護ロボット ・・・移乗支援、移動支援、排泄支援、見守り、入浴支援など、厚生労働省・経済産業省で定める「ロボット技術の介護利用における 重点分野」に該当する介護ロボット
  • 見守りセンサーの導入に伴う通信環境整備 ・・・Wi-Fi環境の整備、インカム、見守りセンサー等の情報を介護記録にシステム連動させる情報連携のネットワーク構築経費 等

補助内容 ※令和2年度(当初予算)以降の拡充分(下線部以外)は令和5年度までの実施

  • 補助額
    介護ロボット
    (1機器あたり)
    ・移乗支援(装着型・非装着型)
    ・入浴支援
    上限100万円
    ・上記以外 上限30万円
     見守りセンサーの導入に伴う通信環境整備
    (1事業所あたり)
    上限750万円
    ​​​​
  • 補助上限台数 ・・・必要台数(制限の撤廃)
  • 補助率 ・・・都道府県の裁量により設定
    (一定の要件を満たす場合は3/4を下限、それ以外の事業所は1/2を下限)
  • 〈一定の要件〉・・・以下の要件を満たすこと ・導入計画書において目標とする人員配置を明確にした上で、見守りセンサーや インカム、介護記録ソフト等の複数の機器を導入し、職員の負担軽減等を図り つつ、人員体制を効率化させる場合

 

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